いなかWEBライターのブログ

やりたいこと全部やって生きていたいと思うから、田舎に住むと決めました(今現在は)。

ランサーズで久々に営業かけてみたよ、ということについて

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 今日は雪が降りました。すごく寒いのですが、Googleのお天気予報では最高気温15度・最低気温9度となっています。

ぜったいに違う気がします。

私は、Googleのお天気予報により服装をきめていますので、こういった信頼を裏切るような予報はおやめいただきたいのです。だけど裏切られてもでもまたすぐに信じちゃう。明日もきっとあなたを参考にします、ジスイズONNAのSAGAです。

 

昨日、スイス人の友人から国際電話がかかりました。国際電話と言っても、LINEなので無料ですから、素晴らしいですよね!

「スイス、ユキ、ハンパない」と言っていました。そうでしょうね、ぜったい半端ない。

「クレイジースノウ!」とも言っていました。狂気をはらんだ雪の量だと。

「ユー、ラーメンのつくり方教えて!ウフフ」という用事でしたが、私はわかりませんでした。なので、うまかっちゃんの辛子高菜とんこつをEMSで送ってあげることにします。

しばらくしたらまたスイス人の友人から電話がありました。

「じゃぁUDONは?うふふ」と。

クレイジースノウにまいりすぎて、温かい汁物欲っしとるのがバレバレです。

「うどんの麺あるんか?」と聞くと「あるとおもう?うふふふ」というなぞなぞが。スイス人、麺から打つつもりなんかい。

EMSにごんぶとも入れてあげることにしました。

なにが言いたいかといいますと(言いたいことがあったのか)、外国人の提案力、ゴイスーということです。かなり無謀な提案(ラーメンとウドンをスイスでつくる)だけど、思い通りにはならなかった(材料あるわけないから)けれど、スイス人は、うまかっちゃんとゴンブトを無料で手に入れました。なんという功績でしょう!

とりあえず、恐れずにつついてみようか、という一歩が力強いので、大きな結果を生むのです。

 

このスイス人にはとてもお世話になっています。海外の企業に就職する際にスカイプ面接があったのですが、そこで英語のスピーチをすることになり、その原稿のチェックと、自然でかっこいい息継ぎのしかた、更にはミスったらウインクするといいよ!という秘技を教えてもらいました(面接官は日本人)。

 

ランサーズにて、得意分野の案件があった挙句に、だれも提案していなかったので、提案してみました。

わたし、この案件が非常に得意です!というアピール文と写真も沢山ありますよーと提案しました。すると、すぐに発注主からメッセージが。

とりあえずどんなん書くかみたいから、1記事だけお願いしてもいいですか?1記事分で提案し直してください、と。私は、まぁ、気持ちはわかるので、はい、いいですよ!と答え、再提案しました。

するとお相手は、「ジーザス!どうしてそんな値段なんですか?これでお願いしますね!」と、報酬は手数料・税金込。しかも1文字1円割れの価格設定を提示してきたのです。そして、今すぐ書こうとしてる案件のタイトルをいくつかだしな、とも。

オーマイガット。提案時の私の提案価格って、みてないの?みたけどスルーなの?税別・手数料別でしかできませんと※米印まで付けて提案しましたよ!ちょっとカチンときましたが、ここはジェントルに、こう切り返しました。

 

恐れ入ります、最初に致しました提案内で、税・手数料抜きにて提案をさせて頂いておりましたもので、ご了承頂いているものだと、手前勝手に受け取っておりました次第です。大変失礼を致しました。

(中略)

ご予算の関係がございます事は重々承知しておりますが、何卒ご検討を頂けましたら幸いです。ご連絡をお待ちしております。

と、淑女らしく、私の価格はかえませんと言い、見出しは10こほど作ってはりつけ、締めくくってみたのです。

 

小一時間ほどしてレスがあり、かなり圧力の高い文章で「今回は特別に1記事だけそれでやらしたるわ」みたいなお返事を頂きました。もうねー営業したときのこのクライアントさんの態度が本当にやだ。気持ちはわかるけどさ、交渉事なんだから、私も意見言わせてくださいよーと、思います。

どんくらいで記事できるんじゃああ、みたいに言われたので、このテーマで3000文字なら2時間以内で終わるわい、という感じのことを、すごく丁寧な口調でお伝えしました。パァーっと丁寧に書いて、送信!

さて、その結末は……

態度が540度豹変。ものすご下からの口調で「だんなぁ、ありがとうごぜいやす。追加でなん記事かお願いできやすか?もちろんおっしゃった価格でけっこうなんでげすが、げへげへへへへへ、だんなぁたのんますよう」と。

っしゃ!!!!

更には「これからも末永くよろしくですぜ、新しいサイト立ち上げるんですが、継続案件とか興味ないでげすかぁ~だんなぁ」ということまで。

もう鼻膨らむわ気持ちいい。

淑女なわたくしは、色々を述べたあげくに末永く、御社業務に携わることができましたら幸いです。新規サイトのご繁栄を、心より願っております。今後共よろしくお願い致します。と締めさせて頂きました。

 

日本人は、とくに受注側は、奥ゆかしく提示された価格で、となってしまいがちですが、フリーランスには交渉力が一番大事です。自分の価値は自分で金額に反映させなければ、誰もお金も評価もくれません。

私の友人であるスイス人ほどに突拍子のない提案はしないにしても、ダメもとで要望を言ってみることは悪いことではありませんのでね、ぜひ勇気を出して、結果鼻膨らませましょう。

ランサーズで久々に営業かけてみたよ、ということについて、でした。