いなかWEBライターのブログ

やりたいこと全部やって生きていたいと思うから、田舎に住むと決めました(今現在は)。

非認定ランサーが競り勝つたったひとつの方法とは。

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これは外国のスタバ前にTOYOTAの車が並んでいた光景です。日本車の力すごい。

 

巷はバレンタインの雰囲気ですね!私はオーストリア王室御用達のチョコというものを買って、すでにひとりで楽しんでしまいました。それがロイヤルな味なのかはわかりませんが、かのエリザベート皇后陛下を思いながらうやうやしく頂きました。

このイベント、日本では「バレンタインデー」ですが、アメリカでは「バレンタインズディ」と呼ばれています。日本は言葉を輸入をする際に複数形の言葉を単数形にすることが多いように感じます。「アイチューン」も本来は「iTunes」。アイチューンズと表記されて、アイチューンと読むとか、おかしいでしょうに。

この、古い世代がにわかに作り出した謎なシステム。若者の英語学習を混乱させ上達を妨げているので、早いところ意味のない言葉作りはおやめになって頂きたいと感じています。

 

システムと言えば、ランサーズにおける「認定ランサー」というものがあります。ある一定の基準を満たした人にランサーズが付与する称号。いわゆる高品質のしるしで、JISマークのようなもの。認定ランサーで実績が100以上とか無双感しかないですね。この猛者達と提案にて競い合い勝利するたったひとつの方法があります。それは、豊臣秀吉戦法です。

豊臣秀吉戦法とは?

豊臣秀吉は、農民の子から天下人という異例の大出世をしました。彼の成功は、生まれつき備わっていたあるセンスによるものだと言われています。それは、非常に人たらしだったことなのです。人たらしというとジゴロなイメージですが、そうではありません。逆に彼は、完全無欠の尽くし屋さんです。「殿の履物を懐で温めた」エピソードはその真髄ですね。

このエピソードを知った時、あなたはどう感じましたか?抜け目のないやつだと思いましたか?私は彼を、人に感動を与える天才だと思いました。そして、プランニングの天才。洞察の天才です。

石田三成が3杯のお茶を出し、豊臣秀吉に見初められたエピソードがあります。石田三成もすごいですが、ただ「あーお茶美味しかった」ではなく、温度が違うことに着目した豊臣秀吉の洞察力は、さすがです。いつも人を感動させている人は、感動の仕掛けに気付くことができるのです。察する力・引き合う力、ですね。

 

豊臣秀吉戦法とは、感動を与える戦法なのです。

私は、20代前半会社員の時からこの豊臣秀吉戦法を用いていました。営業部時代の成績は、この戦法のおかげで常に上位3位以内でした。ランサーズの提案においても、この戦法は非常に役に立つと思いますので、私の提案における実体験を元にご紹介したいと思います。

案件:1文字3円1記事1000文字9記事

内容:美容系店舗のブログ

この時の私の状態:実績3評価5非認定ランサー

 

非常に素敵な案件です。初提案において成功体験を噛み締めた私は、少しステップアップしたいと思い、この案件に挑むことを決意。私が見たときには、もうすでに多くの提案がなされていました。既にある提案は15人、うち認定ランサーは9人。中には何百という実績のランサーも……。認定と実績は強い。でもこの案件取りたい。

実は、この案件は結構特殊で、募集の時点で多くの情報が公開されていました。9記事全ての仮タイトル、記事が実装される店舗のHP、文体指定などなど。私はそこに勝ち目があると感じて、この案件にクローズしました。

まず行ったのはリサーチ

HPを観て店舗の雰囲気やスタッフさんを知る。お相手を知ることは何より大切です。加えて、クライアントさんのチェックも行います。それによりこの案件は店舗のオーナー発注ではなく、外注さんからの発注だということがわかりました。店舗社長にアプローチするのと、外注さんにアプローチするのとでは、大きな違いがありますのでこれは良い収穫です。

つぎはプランニング

普段提案する際、ポートフォリオを添付する場所に、企画書を添付しました。実際のものを少し変えて以下に掲載します。

 

【方針】

・ブログ記事は問題提起から解決法を示したのち、店舗への誘導となる流れをつくることを目的とする(自然に)。

 ・店舗がもつオリジナルのケアテクニックや特徴的な商品、技法などのセールスポイントを交えて紹介する。

 ・問題解決の仕組みを提示することで、店舗ならではのプロフェッショナル感、知識の充実を感じてもらい、信用の獲得から集客へと繋がる仕組み作り。

 【内容】

・9つのタイトルに関連した美容商品・技術を1点ずつご提供いただき、ブログの流れでご紹介したいと思っております。 ※キーワード指定ございましたらお知らせください。

・その際、お店側様からは箇条書きでよいので、 商品名・施術内容・効果(購買商品であれば成分と効果)・価格・施術時間をいただければと思います。

可能であればオーナーさんやスタッフさんのこだわりを教えてください。

例)オーガニック面、美容面、お仕事への心がけなど

ブログ記事は単なる情報発信ではなく、みなさんの想いによりそったものにしたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。

 

企画書は以上です。それに加えて、記事9つのタイトルを考えてつけて、提出しました。もちろん普段使っている提案文とポートフォリオもつけました。何日の何時までに仕上げます、という細かい制作計画も。

最後に思いと情熱を

この案件を私に任せていただきたい、その思いを伝えます。

 

以上です。

 

その結果、私はこの案件を担当することができました。

このことから言えるのは、実績が無くとも、提案にて本領を発揮できればプロジェクトには勝ち目があるということです。クライアントさんは、私の企画書を店舗のオーナーさんにも見せてくれていたそうです。その時にオーナーさんが「こんなに考えてくれているなんて嬉しい。是非この人に書いてもらいましょう!」と言ってくださったそうです。鶴の一声ですね!

 

私があみだした豊臣秀吉戦法とは

多くの従者の中から、どうしたら殿が自分を見てくれるのかを懸命に考えること。その時、核にするのは「喜んでもらいたい」という気持ち。どうしたら殿が、驚くか、嬉しいか、役に立つのか、そればかりを懸命に考えます。しかし、想いばかりではなく、リサーチ力の高さや、他との違いを明確にすることも必要です。

結局は人と人。心を動かすのは心です。豊臣秀吉のお心尽くしなエピソードは他にもあります。小手先だけのビジネス書を読むよりも、彼のやった事とその結果を知る方が身になります。まさに賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶです。

 

非認定ランサーが競り勝つたったひとつの方法とは、人たらしになるということでした。※現在は認定ランサーです。

 

ランサーズで提案するまでの経緯(後半)

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これはフィリピンセブ島ブルーオーシャンです。

前回書きました

amadeus1010.hatenablog.com

様々な経験ののちにでた結論は「クライアントは自分で選ばなければいけない」ということでした。それを踏まえていよいよ初の提案です!

会社員の頃は営業部を4年、マネジメントを4年やっていました。お客様に提案するというのは経験上、得意な方です。しかし、ここでは文字のみによる提案。なんとも初めての経験なので、どんな形でいけばいいのかを考えながら、プロジェクトをひとつずつ見ていきました。

 

やはり単価の高いものはバリバリのレッドオーシャン。まず勝ち目はない。自分がクライアントだったら、そりゃ慣れてる人に頼みたいと思うのは自然なことです。ランサーズ提案実績0の私ですから無理もなく、「提案の少ない順」に見ていくことにしました。

 

すると、1文字1円3000文字15記事・税・手数料別という好案件が!なのに提案数0・しかもあと3時間で終了。内容は、少し特殊な美容関係です。「なにこれおいしいじゃない!」と俄然やる気で読み進めます。最後の1文で提案0の意味を理解しました。

 

テストライティング500文字で採用を判断させていただきます

 

なぁるほど、そういう訳か……。これはのちのちわかったのですが、テストライティングはなにやら規約違反?とかそういう類になるらしいですね。実際に詳しく調べていませんので不確かですが、なにやら無報酬労働だからということだそうです。ですがね、その時の私はプロジェクトという大金星があげれるのなら500文字など喜んで!なんです。

 

その先にあるのは45,000円なんだから!そのテストライティングがクライアントにとってはポートフォリオがわりにもなるだろうから、実績のない私にとっても都合がいいし、他に敵はいないことだし。これはやるでしょ!です。ダメだったときは「テヘ」となるだけです。ということで、お題に沿って急いで500文字書いてお送りしました。

 

この時忘れてはいけないことは、クライアントさんのプロフィールの事前チェックです!このクライアントさんは、評価5で実績も沢山あったので安心して提案しました。ちまたには高単価なのに提案されていないというプロジェクトがあります。それはほぼ間違いなく地雷クライアントさんです。これは、プロジェクトの板をこまめに見ていたらじきに理解するようになるんではないでしょうか。

 

えーーーというほどに奇想天外、変なクライアントさんに出会ったこともありますので、そちらもいつかご紹介できればどなたかの役に立つような気がします。

 

さて結果ですが、すぐに返信がきて無事に採用となりました。

 

これが初提案の全経緯です。このクライアントさんとは今もタッグを組んでおり、安定してお仕事を頂いています。出来によってはボーナスをくださることもある、とても優しくて素晴らしいクライアントさんです。そのお気持ちに少しでも貢献できるようにと、日々努めています。あのテストライティングは金の卵フラグだったのだと思います。

私の初提案が成功した2つの方法とは?

  • ブルーオーシャンの極みを選んで泳いだこと
  • テストライティングを喜んで迅速にしたこと

 

テストライティングについては賛否両論あるかと思います。

私は営業時代お客様に、無料でサンプルを贈呈するのは当たり前だと思っていたので、500文字程度のライティングであれば感覚的にはまったく平気でした。

 

もし私がクライアントであった場合、ポートフォリオもサンプルも持たずに営業しにくる人と絶対にお仕事はできません。判断材料なしになにを信じればいいの状態ですから。お相手になにも差し上げずに、頂くことなどできないのが道理だと常々感じています。それは金銭のやり取りということではなく、スタンスの問題。笑顔、挨拶、思いやりなど人間のソフト面でも、まず差し上げて、ということが大前提と言えるのではないかと思っています。

 どんなお仕事もつまりは人と人ですから、それを心の根っこで大切にして枝葉を広げていくとまあるくいくんではないでしょうか。

 

以上、ランサーズで提案するまでの経緯(後半)でした。

 

次回は、実績3で非認定ランサーだった私が、9人の実績バリバリな認定ランサーと競い、プロジェクトに当選した、たったひとつの方法!について書きたいと思います。ちなみに今は認定ランサーです^^それでは!

 

追加しました!

amadeus1010.hatenablog.com

 

ありがとうございました^^

いっこの仕事で全てまかなおうとするからしんどいんじゃないか、ということについて

m(_ _)m(聴こえますか~これは皆さんの心に直接話しかけている私の声です~)

m(_ _)m(この記事は~働き方を肯定や否定するものではありません~)

m(_ _)m(わたしは組織に属することが苦手な流浪人~なので~)

m(_ _)m(もしそんな感じの人がいたら~なにかの~きっかけになれば~)

m(_ _)m(ただそれだけなんです~この声が届いていましたら幸いです~)

 

 

 

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写真:南国で日々焦げている女

 

現在WEBライターである私は、ある日家族で日帰りの温泉へ行った。

※前職はプロスキューバダイバー前々職は飲食店経営者。

私「あー疲れ取れるー(in湯船)」

母「毎日働いてないのに疲れてんのか?(in湯船)」

私「やめや母。目に見えるものだけを労働だと認識するその前時代的な思考」

母「あ、わるいわるい。体動かしてないのに疲れてんのか?だな」

私「そうそう、その表現は正しい。私は明らかに肉体労働していない。だがいわば脳と指先的な労働は毎日している。疲れているのだよ母」

私「わかるかい母。目に見えないものを追いかける日々もそれなりに疲れるのだよ」

母「ほへー大変でござんすな」

 

母にとっては、汗を流し肉体で労働することが「働くこと」。

会社に勤めて社会保険・厚生年金を得ることが、働く意味である。わからなくもない。これは、戦後に義務教育という名目で行われた国を修復するために税収を確実に上げちゃおうプロジェクトの一環が成功した証である。

そのプロジェクトは悪い訳ではない。両親は長くしっかりと会社に勤め、その恩恵にあずかり、現在豊かに暮らしている。両親の積み上げる力の強さを尊敬している。

だから否定するのではありませんが、時は流れたのです。働き方の選択肢は往々にしてあり、個人が自分らしくお金を稼ぐことができる時代となりました。

 

最近では、両親ともに私のライフスタイルを受け入れてくれていますが、周りの人には私のことでモゴモゴしているようだ。

 

「ムスメさん帰ってきてるの?仕事はどうするの?どこにつとめるの?」私の周りの大人たちには、このフレーズがプログラミングされているようだ。息をするように皆がすらすらと発する。

「家でパソコンの仕事をしている」これが両親の説明である。

周りは高齢でもあるので「パソコンの仕事」というのは、なにか未知のことをやっているように感じ、パソコンのことをそれ以上聞いてもわからないとどこかおじけづくので、土足でガンガンくる的な質問攻撃を終わらせるにはもってこいの返答である。

※普通に初対面で「いくらもらってるの」と聞いてくる強靭なはーとたち。

でもなぜかやたらと両親はバツが悪そうに「パソコンの仕事をしている」と言うのです。「文章を書いている」とは、言わない。

 

田舎では特になのだと思うが「絵を書いている」「文章を書いている」という人は、「アイドルになると言っている」というのと同じくくりになる。

夢みたいなこと言ってんじゃないよ、なのである。

 

田舎の人に、夢が無いと言っている訳ではない。

これは私の両親のことですが、戦後の時代を生き抜いてきたいわゆる閉鎖社会の人間(インターネットなし、テレビチャンネル4チャンネルのみ、うちNHK2局、離島で島以外の人との触れ合いなし)にとって、そういう汗水を流さない仕事はノーアイディアなのだ。現実には存在しないものと等しい。

そして、絵を描いたり・文章を書いたりしても飯は食えない、とこういう意見なのである。そうかもしれない。かの有名な純文学の文豪らは、おしなべて困窮した生活を送っていた。大多数が食えなかったのは、火を見るよりも明らかだ。私が純文の作家で、芥川賞を目指しているのならその予想はあながち間違いではない。

だが、私はクラウドソーシングでWEBライターをしているから、大丈夫である。

 

WEBライターは、人をウットリさせる文章を書く仕事ではなく、しんどい時にヒロポンを摂取して筆をとる訳でもなく、あるいは酒に溺れながら日本の将来を憂うこともなく、どちらかと言えば、明確で簡潔な文章で確実に情報を伝えることができる文字の塊を生み出すという技術屋なんである。

 

※漢字使用率・読了時間の計算・文字数制限・使用キーワード制限etc・・・沢山の縛りと制約があり文章を作ります。

 

 

どうころがっても芸術家ではないのだ。

人間を失格だと思ったり、我輩を猫だと言ったりすることもない。

 

両親に収入を公表していないので、両親すらそのように思っているのかもしれない。外国から帰ってきて頑張っている娘をそっとしておいてあげよう、と思っているフシも伝わって来る。

 

さて、肉体労働をしないことが、そんなに非国民なのだろうか?

 

会社に属してない、実体のないことをやっている(物をつくるとか、売るとかではないという意)、これが、まっとうではないと感じるようです。

 

そもそも私が会社勤め出来ない最大の理由は「時間が取られすぎる」ということ。会社で8時間働いて得る給与には、限界がある。大した学歴も実績もなく、どうあがいてもお給料がそこそこの会社にしか勤められないスキルの私にとっては、そこで8時間使うという非効率さがたまらない。

また、ひとつの仕事で生きていくとなると、その仕事がつまんなくなった時に逃げ場がない。すぐに窮地に追い込まれる。いつしか会社勤めをして確実に食べることが生きる理由になり、興味のある事を泣く泣く諦めてしまうということとなる。

私の場合は、お金は分散して稼ぐと逆に安定すると言えます。

 

ちょこっとずつ色々稼ぐ生き方とは?

 

例えば、

週4回早朝4:00~7:00までパン屋で働く

後は在宅で

ネットでせどりをするとか

WEBライターをするとか

これはあくまでも例えですが。自分の好きな分野でお金を生み出す方法を真剣に考えてみるといいと思います。幼少期から生粋のアキバ民であった友人は、40歳で精神的な病で会社を退職した。無職で暇だし、心の落ち込みが軽くなるようにと、好きな同人誌をひたすら解説し紹介していくというブログを立ち上げた。

それが瞬く間にヒッツし、今やそのブログだけで月に50万円以上の収入を得ている。現代社会、何がきっかけでその人特有の錬金術が誕生するのかは未知数である。

 

お金が足りない!という人は、足りるところに暮らしたらいいでしょう。私の島は物価が安く、新鮮な野菜と魚が都会の3分の1程度の値段で買えます。

 

日本一本を売る編集者である箕輪さんが、こんなことを言ってました。(お金2.0や多動力の編集者)

落合陽一さんも、堀江(ホリエモン)さんも言ってました(堀江さんは著書多動力のなかで)。

 

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時代の先駆者が言うのだから、私が言うより信ぴょう性があります。

承認欲求どうこうではありませんが、今まで各方面への興味からいくつもの仕事を同時並行でやってきたことで、不誠実な人みたいに思われていたのが、やっと日の目をみそうだと甘酸っぱい気持ちがあることは確かです。素直に嬉しい。

 ※今はライター業で生活していますが、健康に関するワークショップもやり始めています。

 

目に見える労働の形がなくても大丈夫だし、自分ができることを仕事にするのは本当に負担が少ないんです。生き方を一度違う角度からみてみる機会があると、いいですね。

 

 

以下は、20歳の時、私の職業が焼き芋屋だったことの話です。

 

amadeus1010.hatenablog.com

 

これは私の日常です。

 

 

amadeus1010.hatenablog.com

興味があれば、よろしくお願いします!

 

 

いっこの仕事で全てまかなおうとするからしんどいんじゃないかしら、ということについて、でした。

 

都会で経営者だった私が東南アジアに住む、ということについて。

 

 私は都会で経営者だったけど、正直どんなにお金を稼いでも「月々の払いもの」というなぞの影に追われ消耗・疲弊するだけだった。払いもののない世界はないのかな。あ、あるかも!生活コストを極限まで下げるチャレンジをするという理由も含め、その他諸々の理由から、東南アジアに移住しました。

 

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 起業したのは30歳の時です。それまでは一応8年間は会社員でした。起業しようと思ったのは24歳の時で、約6年で起業資金を貯めて、無借金で起業をしました。

 

仕事は順調で起業2年目で年間の売上は大台に乗りました。

私の経営スタイルというか、狙いどころは、大衆ウケではありませんでした。かなりニッチな場所を、狙ってしていました。一時期「スキマ産業」というワードが流行りましたよね。私はこの、「スキマ」が大好きで、得意なんです。

日頃感じる「あぁ、こんなのあったらいいのになぁ」を自分がやる、という形です。

 

やりたいことがありすぎるので、いくつかの仕事を同時に行っていましたが、その中でも店舗を構えてやったのは飲食店。ほぼ会員制のようなお店でした。ニッチもニッチ、顧客層は女性、普段飲み歩かない人たちが訪れるバーです(矛盾だ)。

オーガニック、スローフードなどを取り入れたり、HPをつくったり、イベントで宣伝させてもらったりして、有り難い事に開店から半年後には満席が続くお店となりました。

 

仕事は楽しく暮らしも多少は裕福になり、成功した感を感じていましたが、どこかでもったいないな感が消えません。 

そのもったいない感の正体は、月々の払いものの莫大さです。テナントは権利買いしていたので家賃はほぼありませんでしたが、維持管理費がかかります。あと、組合費、町内会費などの払いもの。仕入れ代、スタッフのお給料、通信費、光熱費、水道代。

プライベートでは、住居費、飲食費、交際費、生活費、車の維持費、各種税金……。

 

めちゃめちゃ飛んでく……稼いでも稼いでも「払いもの」というなぞの影から逃れられないのです。昼夜逆転のためか体調もすぐれず、この仕事はここらで一旦区切りをつけてみるのもいいかと、飲食店を手放すことにしました。

飲食店を手放すと、ものすごく身軽になりました!「払いもの」と「払いものをするという行為」が減ったからです。それから、もっと身軽になるには……と考え出しました。

 

しばらくはどうにかコストを下げる生活を試みましたが、唯一下げられないのは「都会で暮らすためのコスト」。ここ(都会)にいては、「払いものする為に稼ぐ」というなぞの法則から逃れられないと気づき、次第に、物価が安い東南アジアに暮らしてはどうか、という考えが浮かびました。

そこで、どうせ暮らすなら身につけれることは多いほうがいいので、以下の条件を満たす国を選びました。

 

  1. 趣味でやっているスクーバダイビングのプロライセンスが取れるところ
  2. 英語をネイティブ並に習得できるところ
  3. 海外での経営を学びたいから、務める会社は日系企業で大手

 

すると、ぴったりの国がありました。フィリピンのセブ島です。

当時の物価は日本の4分の1(今は2分の1ほど)。フィリピンの公用語は英語。言わずと知れた、世界有数のダイビング聖地。完璧過ぎる条件。

会社もみつかりました。フィリピンで最多の店舗数を誇る会社です。書類審査、スカイプ面接を経て、採用となりました。

 

ここで海外暮らしの色々なストーリーは省略します。

コスト削減の結果のみをお伝えします。

 

東南アジアでかかった生活コストは

【住居費3万円】

  •  家賃
  • 3食付き
  • 光熱費・水道代
  • メイドさん2名(掃除・買い物・料理)

【お小遣い1万円】

  • 交通費
  • エステ・マッサージ
  • 被服
  • 飲食

 

 合計で1ヶ月4万円で暮らせました。

 

普段はローカルフードを食べて、フィリピンの人と変わらないナチュラルな生活をして、月に一度リゾートホテルに泊まり、レストランなどを食べ歩くという文化的な時間を持ちました。

仕事では英語とビサヤ語を使うので毎日勉強をし、今ではどちらも生活に支障がないくらいは話せます。洋画を字幕なしで見れるようになりました。スキューバダイビングはプロのライセンスを取り、世界中どこでも潜ることができ、働くことができます。ダイビングはセブだけで2000回潜りました。仕事面では、外国人と対等に交渉する技術とハート、コミッションという神制度の習得、労働力と経営力の分担技術を獲得しました。

 

東南アジアに住んだ結果、低コスト生活を手に入れただけではなく、数多のスキルも身につけることができました。いま、日本で生き辛いと感じている人は是非一度東南アジアへ行ってみてください。

文字通り、世界が変わります。

都会で女社長だった私が東南アジアに住む、ということについて、でした。

NのためにのNが「Nックレスだった」、ということについて。

こういうのって、好きですか?

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 私は好きです、非常に。

 

先日から引き続いて、高級家政婦案件です。

 「これぇ、よろしくお願いしまっす!」と、はにかみながら、家を出る30秒前にコレを差し出し、玄関から素早く逃げ去った友人。その行動の裏にある思惑はあからさまだ。私に反応する暇を与えない秘策を友人は心得ている。

君はこれ、何回目なんだね?ん?私は過去幾度となく、君のネックレス製知恵の輪を解いている。毎回、もうしないと誓っているではないか。なぜ君はそうなんだ、ったく!

しかも、今回は今までになく、最高にアツイじゃないか。すごく腹が立つと裏腹に、私の胸が高鳴りだす。これはいけない。じっくりと観察からはじめよう。

 

まず、危険度が非常に高いのがみてとれる。最近流行りの極細チェーンがおそらく、幾本か組み込まれている。ここまで絡ませるのが逆にテク高い。執拗に絡んでいる。 

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それに加えて、白くて丸いツブチェーンが混ざってる。これは厄介だ。しかし、赤いハートのきらめきが心を和ませてくれる。配色もなかなか絶妙でテク高いぞ。いい、いいよ、一刻も早くやりたいよこれを。

奥から湧き上がる精神的高まりを手元に伝えないよう抑制しながら、粛々(しゅくしゅく)と作業を開始。友人絶賛のドラマ「Nのために」のDVDBOXを観ながら、並行して知恵の輪を解くことに。最終的に、1話から最終回まで、確か9か10話あったけど、連続で2周観ました。これ、何時間経ってたんだろう。記憶がありません。

 

2周観てしまったのは、「このドラマを観終わるまでに解く(ほどく)」という思いが強く、観終わったのに解けてないことをごまかす感じで、もう一度1話からさり気なく再生。そして、途中、知恵の輪に情熱を注ぎ過ぎて観てないところがあるから、まぁ2周。という感じでの2周です。

もちろん、ドラマが素晴らしかったのはいうまでもありません。

皆さんそれぞれの「N」のために生きてはりました。私も例外なく丸1日、「N」のために生きていました。

そう、Nックレスのために。

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Nのことしか考えられず、Nにくびったけ。誰より大好きなN。私は5本で一体となっていた大きなNが解放され、各自の輝きを取り戻し、正しい姿となったNをみて、とてつもなく寂しくなった。Nはもう私を必要とはしていない。

Nを失った私はまさに、Nロス。その後の記憶が無い。空白のN時間……。

 

なにかに夢中になれるって素敵ですね。手作業は禅に通ずるのですよ。

まさに「無の境地」。

Nにより悟りロードを歩んだ家政婦なのです。

 NのためにのNが「Nックレスだった」、ということについて、でした。

高級家政婦の生活はテカテカに、ということについて

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↑これはまさにこの日の私の権化であろう。

 

 

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雪。こわいよ。いろいろ怖かったよ。記録的な東京の大雪。また後日にくあしく書きます。

上京に伴い、おびただしい数の精神的骨折及び、とめどなく溢れてくるフラストレーションを感じました。ですので、1日に何度もバスタイムを設けては良いフレグランスの入浴剤などで心身を湯治し、友人の所持している見たこともないような高級基礎化粧品を何層にも塗りたくって、お顔がテカテカになりつつ、引きこもって2日目です。

 ※使用許可は得ています

 輝く数々の美的用品。これはほんの一部です。

 

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なかでも一番すごそうなのはフランス語で黄金のこれだ。

 

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日本語がどこにも書いてない。

翻訳ファインダーで訳してみる。

 

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 私の翻訳ファインダーは英語は得意でも、フランス語には自信がないらしく、曖昧にしか教えてくれません。しかも、何度やっても「血清」と出るので、この成分は血清なのです。フランスでは血清を顔に塗るのか。

 

なんだか怖いのでググってみました。

 

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いや、血清関係なかった。

しかもすごく高級品だった。

美意識高い系友人のおかげで、今日も私の顔面はテカテカになります。

 高級家政婦の生活はテカテカに、ということについてでした

ライター以外のお仕事がありますよ、ということについて

雨が続いていましたが、ようやく晴れました。

 太陽が出てるだけで朝に元気が出るのはどういった効果だろう、と考えたましたが、私は寒いのが苦手なのでその理由は「暖かい」なんであろうと思いました。

 実際、太陽は「暖かい」。でもカーテンを開けた時すぐに暖かさを感じるわけではない。太陽光線を目に浴びて目で感じる「明るい」から太陽光線を体感する「暖かい」が連想されて、まず気分が上がる。その後、実際に太陽を体感して「暖かい」を感じるというメカニズム。

 これはまさに「脳の反射・反応」いわゆるイメージがもたらす気分の変化ですね。脳はお利口だけど厄介な生命体です。上手にあつかってあげないとすぐにヘソを曲げるやつです。最近、へそ曲げしてきたので、私は「脳」に刺激を与えることにしました。生活環境を変えるのです。

 

明日からしばらく東京に行ってきます。

私はライター以外にも仕事をいくつか持っています。その中のひとつは「高級家政婦」という仕事です。なんともあやしげな仕事ですね。自分で字面見て、今そう思いました。「高級」が付くだけで、なぜかわいせつなイメージが湧いてくる「家政婦」なる職業。

人に「家政婦をしております」と言うと、清楚で頑張り屋さんのイメージを与えることが出来そうですが、「高級家政婦をしております」と言うと、絶対におかしなことになります。だから現実では、誰にも言った事はありません。

 

なぜ高級なのか、というと、

私はすごく田舎に暮らしているので呼び寄せるための交通費が半端ないのです。私の顧客は大阪・東京の中心部に暮らしている人が多いので、そこまでの交通費が高くつくのです。交通費は全て顧客持ちです。

今回の交通費は往復で総額、36,000円。田舎から最寄り空港までの往復・飛行機往復・成田から顧客宅への往復費用です。

顧客は友人が主で仕事内容は、長期間家を空ける時に、住み込みでペットのお世話や、観葉植物のお世話をするというものです。自分のペットをホテルに預けるよりは、手間的にも、環境的にも、気持ち的にも断然いいということで、十分に需要があるのです。

お掃除、お洗濯は希望があればやります。顧客が帰ってくる日に、お料理を用意して待っているようなことも希望があればできます。私の父は板前で、私は6歳から料理の教育を受けています。家事以外のイレギュラーな用事については、応相談です。基本はただの給餌係&お留守番です。

 

お仕事を受ける条件は、自宅にインターネットがあること。私の友人または、その紹介であること。いわゆる、一見さんお断り・会員制の「高級家政婦」です。

「一見さんお断り」・「会員制」という響きが、京都の花街を彷彿とさせ、私をより一層甘美なものに仕立て上げるのです。

 

今回のお話は昨日の夜に頂いたものなのです。突然だったので迷いました。ですが来てくれないととても困るというので、請負いました。体の調子を少し悪くしていたのですが、ならばちょいといこうかということに相成りました。

 今回の顧客は古くからの友人です。

友人宅は都心の高級マンションです。私はどうやっても住むことはできないお屋敷です。この友人の以前の住居には、エントランスにグランドピアノがありました。いったい誰が弾くのでしょう。セレブの生活は不思議です。今回の住居は残念ながらそこではないようですので、エントランスにおけるピアノの存在意義を明らかにすることは叶いません。

去年の年末に引っ越したばかりということで、初めて訪れる住居です。楽しみですが、高級マンションは、毎回どのボタンを押せば中に入れるのかがわかりません。前回は間違えて、意気揚々と宅配ボックスのエリアに入ってしまいました。私は宅配業者ではありません。またある時は、地下駐車場に余裕綽々と入って行きました。ですが、私はドライバーではありません。あくまでも甘美な会員制高級家政婦なのです。

高級家政婦も楽ではありません。

入口から数多のミッションが待っているのです。

 

明日からは、ビックシティー東京で、友人宅の毛深い嬢ちゃん坊ちゃんとともに、ハイソな生活を楽しみたいと思います。デヴィ夫人のような口調となり、セレブ的に振る舞いたいと思います。現実はライターの仕事をしながらの家政婦ですから、すごく働いてるし、むしろダブルワークなんでものすご働いてるんですが、その側面はたまに思い出す位にしたいと思います。

東京のおしゃんてなカフェとかにPCを持ち込んで、今流行りのノマドってやつをやってみるいい機会ですが、考えただけで緊張するので多分行きません。まず、カフェでくつろぐということに高いハードルを感じます。それに、私のラップトップはかなり大きいタイプなので持ち運びがきっと辛いです。

どこかに行くとしたら博物館系か、三鷹の森ジブリ関連でしょうか。

大きな書店もいいですね。ネットではなく、直に見て本を買うのはとても楽しいです。

書店のことを考えるとわくわくしてきました。やはり書物が大好きです。

刺激的な都会の書店で存分にアバンギャルドしてみようと思います。

ライター以外のお仕事がありますよ、ということについてでした。

それでは。

 

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